2026年10月、GMOインターネットが提供する仮想デスクトップサービス「お名前.com デスクトップクラウド」が第三者に侵害されました。影響を受けた可能性があるサーバは最大26,739件で、サービスは現在も停止しています。
何が起きたのか
GMOインターネットは、10月19日に利用者からの問い合わせを受けて調査を始めました。翌20日、一部の利用者のサーバ環境に不正なプログラムが設置されていることを確認しました。
被害の拡大を防ぐため、10月21日4時から対象のサーバを順次停止しています。影響を受けた可能性があるサーバは最大26,739件です。
利用者の取引口座で不正な操作の報告
10月21日以降、利用者から「金融機関の取引口座で身に覚えのない操作があった」との報告が寄せられています。
サーバ内の情報が盗まれ、ログインなどに不正に使われたおそれがあります。同社は侵入経路や影響範囲を調べており、警察への相談と関係当局への報告も行っています。
利用者に求められている対応
同社は被害の拡大を防ぐため、利用者に次の対応を呼びかけています。
- 取引口座と取引ツールのパスワードを変更する
- 接続中のすべてのセッションを切断する(一部の金融事業者では、パスワードを変えても既存の接続が残り、第三者による取引が続くおそれがあるため)
- 取引履歴と残高を早急に確認する
- 二要素認証を設定する
サービスの今後
サービスは現在も停止中です。再開時期は決まっておらず、安全を確認したうえで、確定しだい発表するとしています。
KAROYAイージスからひとこと
今回の件では、利用していたサービスの側が侵害され、利用者の口座にまで被害が及びました。被害を広げないためには、パスワードの変更だけでなくセッションの切断や取引の確認まで、素早く手順どおりに動けることが大切です。KAROYA イージスのサイバー避難訓練では、安全な仮想環境で検知・調査・封じ込め・復旧を疑似体験していただけます。いざという時の初動を確かめておきたい方は、お気軽にご相談ください。
出典
Security NEXT「GMO「デスクトップクラウド」で侵害 - 利用者から金融口座の不正操作報告」(2026年10月23日) 記事を見る